長期優良住宅としてのログハウス
いい家を手入れしながら長く使う制度
日本の住宅の寿命は平均30年といわれる非常に低いもので、高額な住宅ローンを返済し終わったころにはもう住宅としての価値がなくなってしまっているのが現状です。そこで国ではスクラップアンドビルドから、「いい家を手入れしながら長く使う」住宅のストック化へ向けた取り組み「長期優良住宅」制度をスタートしています。現在は制度の普及のために、長期優良住宅に認定されると住宅ローンの減税(最大600万円の控除)や金利優遇(フラット50)、補助金(地域型住宅グリーン化事業等)など様々なメリットを受けることができます。
他には一定の基準を満たした住宅に対してローン負担を軽減できる「フラット35」「フラット35S」があり、さまざまな優遇制度が長く使える家の建築を促進しています。
長期優良住宅の理念にマッチするログハウス
数百年前のログハウスが未だ残っているように、ログハウスは長期優良住宅の理念に大変マッチした構法の住宅です。しかし長期優良住宅の認定を受けるためには、劣化対策や省エネルギー性、耐震性、バリアフリー性など、大きく9項目にわたる国が定めた厳しい基準をクリアするための設計、建材や設備の採用などが別途必要となります。
ランタサルミでは個別に長期優良住宅への対応を進めており、ご相談を承っております。
フラット35、35Sへの対応が可能
最大35年間一定金利の住宅ローンである「フラット35」と、フラット35より厳しい基準を設け、借入金利を一定期間引き下げる制度の「フラット35S」(金利A、金利Bタイプ)。ログハウスは「丸太組構法住宅工事仕様書」でその基準に沿った仕様が説明されており、ランタサルミログハウスでも多くの実績があります。フラット35、35Sを受けるための条件等、詳しくはお問い合わせください。
ログハウスにおける基準の例
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劣化対策:【等級3】軒の出が90cm以上、地面から1mまでを防腐・防蟻処理すること
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耐震性:【等級2または3】性能評価機関に計算方法を周知済み
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省エネルギー性:建物ごとに断熱性能を計算