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フィンランド便り

Vol.15 - 大人の仲間入りを果たす「堅信礼」

フィンランド人の75%はプロテスタント・ルター派の信者ですが、多くの人々は結婚式やお葬式、洗礼に礼拝する程度。大昔からの慣例でいまだに収入の1-2%が税として教会に収められており、そのことを好ましくないと考えている人の退会も相次いでいるようです。
このように宗教のあり方が問題になっていても、キリスト者として成人する儀式「堅信礼(Rippilieiri)」は高い人気があり、14-5歳のなんと80%以上が参加しているそうです。

堅信には学校に通う方法もありますが、ほとんどの子供が選ぶのは自然の中で行う「堅信キャンプ」!
「堅信キャンプ」は教会が所有する島など自然に囲まれた施設で10日前後行われることが多く、堅信を受けるための勉強の合間にレジャーが楽しめることが人気の理由でしょう。
そして聖書や賛美歌を学ぶこと以上に、親元から約10日間もの間離れ、子供たち同士が率直に意見を交わし自立を促すという意味でも、非常に価値のある機会といえそうです。下の写真で、私の娘が参加した堅信キャンプの様子をご紹介しています。

このような「堅信キャンプ」は随時行われていて、冬休みの「堅信スキーキャンプ」や、外国に行くものもあります。人気が高いことから教会員ではない子供向けのツアーもあり、それは「プロメテウスキャンプ」と呼ばれています。


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fin03.jpgボートに荷物を積み込んで、キャンプ地の島へ!
聖書や賛美歌などの勉強と、その合間には湖で遊んだりしながらキャンプを過ごします。もちろんお酒やたばこは厳禁です!

fin04.jpg堅信を受けるための勉強を終えると、いよいよ教会員の一員となる堅信の儀式が行われます。儀式の後は家族や友人とパーティーを楽しみます。

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