長い梅雨が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
先日のブログで、明かりのお話をしましたので、今日は光のお話です。
住宅でいうところの、明かりと光の大きな違いの一つは、有償か無償かってところですかね。
明かりは有償、光は無償です。
光に関して言いますと、配線に始まり、設置工事、器具代、電気代まで不要の無償供給で、どの建物にも平等に一日の半分ほど、室内を明るくしてくれます。
これって、あらためて考えますとすごいシステムで、利用しない手はないですね。
加えて、2015年のCOP21パリ協定では、私たちは、2030年までに2013年比、CO2排出量26%削減の国際的な約束をしています。
国際的な約束事になると、一人一人の力は小さく感じ、努力を怠ってしまいそうですが、1軒がマスク2枚の努力をするだけで、全体で250億円ほどのインパクトがあることを学んだばかりです。
1軒マスク2枚程度の努力なら・・頑張ればもう少しできそうな気がしますね。
一方で、明かりと光の大きな違いの二つ目は、光は熱を伴うってところですね。
冬の光は暖かさを運び、夏の光は室温をあげてしまいます。
積極的に使用したい無償のエネルギーで、冬は暖かく、夏は遮りたい・・ということで、ランタサルミでは、開口部を大きくとり、木製のトリプルガラスサッシ(U値1.09w/㎡k)を標準採用していますが、熱を伴う光をさらにコントロールするには、外付けのブラインドがおすすめです。
フェイスブックページで紹介した動画があるのでリンクを貼らせていただきます。
https://www.facebook.com/526779434178727/videos/527923324769625
こちらの外付けブラインドは、名前の通りに窓の外側にブラインドをつけて、照明器具をスイッチで調光するように、自然の光と熱をコントロールすることが出来ます。
高性能サッシと外付けブラインドの組み合わせとなると、コストが心配ですが、費用対効果を考えると、コストをかける価値は十分にありますし、どちらかといいますと、今までの日本の住宅が、サッシ廻りにコストをかけ無さ過ぎたんですね。
強い陽射しを室内に入れないことのもう一つの福音は、室内は驚くほどに落ち着いた空間になり、無償供給の光りは、その「ありがたさ」だけを室内に届けてくれます。
ありがたさ・・と言えば、明かりと光の大きな違いの三つ目は、光の持っている、ありがたさや希望ですね!
こんな梅雨の時期だからこそ、光のありがたさを感じます。
ぜひ、積極的に光を室内に取り込む工夫をして、ご家族と過ごすお住まいが、希望の光で包まれますように!!
というわけで、今日は、光と外付けブラインドのお話をさせていただきました。
それでは、また。