毎日、猛暑のニュースが続いておりましたが、北杜市白州町では、少し涼しい週末となりました。
前回、ログハウス(Ua値0.44w/㎡k)の温熱環境を紹介しましたので、今回は、北杜市小淵沢町に建つランタシードNK様邸の実測値を紹介させていただきますね。
ちなみにNK様邸のUa値は0.38w/㎡Kで、標高は1000mです。
NK様邸、8月20日の13時ごろの温度計です。
1番上が、外気温
2番目、基礎断熱された床下の温度
3番目、1階のリビング・ダイニング
4番目、2階のファミリースペース
となっております。
標高1000mの小淵沢の南側日陰で33℃は珍しく無くなってきましたが、基礎断熱された床下は、25℃と安定しています。
ちなみに6月の終わりに撮影した写真にも室温が写っていますが、この時の外気温が23.2℃で床下が21.9℃なので、床下は、ゆっくりと上がっている感じですね。
目指しているところは、この床下環境に1種換気を利用して、地階・1階・2階と温度差の少ない家づくりですが、この数字を見ると、ほぼ想定通りに機能しているのがわかります。
ちなみに、1階と2階はエアコンが1台動いていますので、空調されていますが、階層による温度差は少ないのがわかります。
今回は、真夏のデータですが、冬は東面に設けた大きな開口部から、太陽の熱を午前中に取り込んで一日中暖かく過ごしてもらう想定ですが、こちらも上手く働いてくれると一年を通して、ストレスなく過ごしていただけるかと思います。
というわけで、猛暑の夏に、ログハウスとランタシードの温熱環境の実測値を紹介させていただきました。皆様の快適な住まいづくりの参考になれば幸いです。