片流れ屋根がシンプルさを強調するボックス型の別荘。敷地の奥は大きく下っており、高台からの良好な眺めが魅力のロケーションです。

道路に面した側はあまり大きな窓を設けず、プライバシーに配慮しています。青い玄関ドアが外観のワンポイント。

高い天井に大きな窓が連続、シンプルな空間にダイナミックな眺望が広がります。天井の高さと視界の抜けの効果で、床面積以上の解放感を得ることができます。

もっとも眺望の良い方向へ設置したテラス。庇が深くかかり、強い陽射しの季節でも心地よく過ごすことができるスペースです。

はしごで上るロフトからは建物をぐるりと囲む窓を見渡せ、室内のほぼ全景を望みます。ロフトの下はベッドルームが設置されています。

シンプルに高原の森を望む家

長野県 軽井沢町 H邸

  • 想いと暮らす -SEED series-
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  • 今月の一棟
  • ORIGINAL (オリジナル)

春の芽吹きから紅葉、葉が落ちて枝越しに山々を望む冬。同じ窓から四季の自然を定点観測できることは、別荘を持つことの大きな魅力といえるでしょう。今月ご紹介するこの別荘はシンプルな形状に、周囲の木々をぐるりと見渡す窓の配置が特長。室内のどこにいても、木々の眺めが立体的に目に飛び込み、家にいながら森の中にいるかのような気分を味わえます。高い暖房能力のある薪ストーブにより、長期滞在にも十分対応します。