「帰りたくなる」のは、冬の軽井沢—建築家との対話、職人の矜持。私の理想を叶えてくれたログハウス。
「帰りたくなる」のは、冬の軽井沢— 建築家との対話、職人の矜持
私の理想を叶えてくれたログハウス。

S様 
2024年お引き渡し

― Q1. ランタサルミで家を建てようと思ったきっかけは?

 もともと軽井沢に夏の別荘を持っていて、この土地が大好きだったんです。特に「冬も快適に過ごせる家を作りたい」と、夏しか使えなかった今までの家とは全く違う、一年を通して楽しめる拠点にしたかった。

 


ログの構造美と在来工法の自由度を両立した、ハイブリッドログハウス
 

― Q2. なぜ「ログハウス」を選ばれたのですか?

 最初は特にこだわりはなかったんです。ただ、好きな世界観やテイストをお話ししていると、社長が「ログハウスがお客様に合っている」と勧めてくださって。夫がアレルギー体質だったこともあり、自然素材が良いのではと。

 

実際に住んでみて、本当にその通りだと感じました。ログの部屋で寝た時、その空気の心地よさに驚きましたね。

フランスの田舎を思わせる、ログを白で塗り込めた部屋。※関連写真(Q5.)

― Q3. 家づくりで大切にしたこと、建築家とのやり取りはいかがでしたか?

 一番大切にしたのは空間の「あたたかさ」です。

モデルハウスに入った瞬間に感じた、木の温もりに感動して「これだ!」と思いました。 建築家の方は、私の要望を本当によく聞いてくれましたね。ご自分のデザインを押し付けるのではなく、私の感覚を理解しようとしてくれました。軽井沢の気候や特性も熟知されていて、細かいアドバイスも心強かったです。

 


― Q4. 一番印象に残っているエビソードを教えてください。

 職人さんたちの姿勢にとても感動しました。家が出来上がっていく中で、寒い季節にもかかわらず、ログの上を靴を脱いで作業されていたんです。 夫が「靴を履いても大丈夫ですよ」と声をかけたのですが……。

一つひとつの部材を大切に扱ってくださっている姿を見て、「自分たちの家をこんなにも丁寧につくってくれているんだ」と心から嬉しくなりました。家づくりのプロとしての誇りを強く感じた、とても印象的な場面でした。

 


― Q5. 暮らしへの美意識を感じます。

 家具は色や質感を家に合わせて選びました。壁の色から始めて、ソファや照明まで全体のトーンを揃えることを意識しました。

アンティークのフランスの田舎のスタイルが好きで、ログの壁をあえて白く塗りつぶしました。

隙間ができて均一的に綺麗に塗れないのですが、そこがまた田舎の雰囲気が出てよかったです。


― Q6. 実際に過ごしてみて、別荘生活で一番の喜びは?

ストレス解消ですね。

仕事の忙しさから離れて、一日滞在するだけで心が解放されます。冬の軽井沢の景色は本当に美しく、静かで、まるでノルウェーのような雰囲気です。

 


― Q7. これから別荘を考える方へ一言お願いします。

 自分が本当に好きな土地に出会えたら、迷わず家を建てることをおすすめします。土地との相性、そこで過ごす時間を思い浮かべたときの感覚は、とても大事だと思います。

 

そして何より自分にとっての「心地よさ」を大切にしてください。

そうして建てた家は、きっと人生の支えになる「居場所」になるはずです。

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建築実例(設計・仕様紹介)は来春公開予定です。