キッチンは天井際に窓を設け、白い壁に反射して明るい光が室内全体に広がります。冷蔵庫や食品、調理器具などはダイニング横のパントリーにすっきりと収納。

周囲を建物に囲まれた都心らしいロケーション。片流れ屋根のデザインを採用し、唯一採光を得られる方向へ壁を立ち上げ、窓を大きく設けています。

ベンチを置いてもゆとりのある広さを確保したエントランス。階段下を活用し、靴などを収めるクロークを設置しました。

写真の子ども部屋をはじめ居室と水回りは1階にすべてまとめています。各部屋は2面採光で明るく、十分な広さのウォークイン・クローゼットを備えています。

奥から書斎、ダイニングキッチン、そして手前にリビング。書斎の引き戸を開けると、2階全体が1つの大きな空間となります。

書斎にはアンティークのデスクセットと、背後の壁に書棚を設置。家族の共有スペースとなっています。

都心でも木に包まれた暮らしを

東京都 港区 S邸

  • 温もりと暮らす -LOG series-
  • 30坪台
  • 今月の一棟
  • コンテスト受賞作品
  • ORIGINAL (オリジナル)

各国の大使館が建ち並ぶ、まさに「都心」の言葉にふさわしいロケーションに建つログハウスです。敷地条件を考慮した採光の工夫、収納をまとめることによるすっきりとした住空間、なにより厳しい条件のなかでログハウスを希望されたオーナー様の熱意により、ランタサルミらしい明るく開放的な住空間を実現することができました。ログハウスによる住宅建築を促進する好例であることや周辺環境や法規制をクリアして快適をかなえたデザインが評価され、2015年度の日本ログハウス・オブ・ザ・イヤー 最優秀賞を受賞いたしました。