森で暮らすという、住まいの在り方
軽井沢の豊かな森に包まれた、大屋根の住まい。
窓の向こうに広がる四季折々の風景を愉しみながら、室内と自然がゆるやかにつながる一棟です。
日常から少し距離を置き、自然の中でゆったりとした時間を過ごすために設計されました。
ランタサルミが大切にしているのは、建物を主張させるのではなく、その土地の景色や光、風を活かして暮らしをデザインすること。
この住まいにも、その設計思想が随所に息づいています。
1. 景色を切り取る大開口
建物正面には、壁一面に広がる大きな開口部を設けました。
薪ストーブを中心に配置された窓の組み合わせは、まるで額縁のように森の風景を切り取り、四季の移ろいを室内へと取り込みます。
春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、そして冬の雪景色。
窓の向こうに広がる自然は、季節ごとに表情を変えながら暮らしに寄り添います。
自然の変化そのものが、この住まいのインテリアとなる設計です。
2. 美しい陰影を生む大屋根
ランタサルミを象徴するのが、伸びやかな大屋根のフォルムです。
見る角度によって表情を変える屋根の重なりは、建物に豊かな立体感を与えています。
深く伸びた軒は、雨や雪から建物を守るだけでなく、夏の日差しをやわらげ、室内に心地よい陰影を生み出します。自然環境に応える合理性と、美しいデザイン。
その両方を兼ね備えた大屋根が、この住まいの象徴です。
3. 森とつながる吹き抜けリビング
リビングダイニングは、大屋根のボリュームを活かした開放感あふれる吹き抜け空間です。
高く広がる天井と大きな窓によって、室内にいながら森の中にいるような感覚を味わうことができます。
階段ホールや各居室もゆるやかにつながり、家全体に一体感とゆとりをもたらしています。
景色を眺めながらゆっくりと過ごす時間が、この住まいならではの贅沢です。
4. 軒下に広がる「もう一つのリビング」
リビングから続くテラスは、ランタサルミらしい深い軒に守られた特別な場所です。
雨の日でも外の空気を感じながら過ごすことができ、読書をしたり、コーヒーを楽しんだり、家族や友人との時間をゆったりと過ごせます
室内でもなく屋外でもない中間領域は、ランタサルミが大切にしている空間のひとつ。
自然と暮らしをつなぐ「もう一つのリビング」として、豊かな時間を育みます。
5. 自然と共に過ごすための住まい
この住まいは、建物そのものを見せるためではなく、周囲の自然をより豊かに感じるために設計されています。
窓から景色を眺めること。テラスで風を感じること。薪ストーブの火を囲みながら季節の移ろいを楽しむこと。
自然を特別なものとして切り離すのではなく、暮らしの一部として取り込む。
家の中で過ごす時間そのものが、自然を味わう時間になる。
それが、ランタサルミが考える北欧の住まいづくりです。
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