よくあるご質問

よくあるご質問
Q1ログハウスって何?
A1

ログハウスとは一般的には「LOG(丸太)」を水平に積み上げて壁を形成する丸太組構法で建てられた家のことを指します。([ポスト&ビーム][ピース&ピース]もログハウスと言われることもあります。)
この構法には大きく分けて、人が丸太をチェーンソーで切り分ける『ハンドヒューン』と機械で切り分ける『マシンカット』があります。
マシンカットには丸ログやDログ、角ログなど様々な形状があり、これまで数多く建築されてきましたが、現在では木の特性を上手く利用したラミネート加工ログが主流になっています。
ラミネート加工ログとは、丸太を加工する際に心材からカットし、背中合わせにして接着する(心材が外側)ことで、傷がつきにくく、木の収縮によるひび割れやねじれが起こらないようにしています。また、気密性にも優れているため、日本の環境にも適していることからランタサルミはこのラミネート加工ログを使用しています。

Q2ログハウスは夏涼しい?冬暖かい?
A2

冬の気温がマイナス30~40度のフィンランドでログハウスは愛されていることから断熱性がとても良いことは明らかで、非常に暖かく、自然の温もりを肌で感じることができます。
木の細胞内には空気層があり、ミクロサイズで見ると中が空洞になっています。ログハウスは木に囲まれており、一般的な木造住宅よりも3~5倍の木材で囲まれていることから、すべての空気層に空気が入ることにより、涼しい温度や温かい温度を蓄熱してくれます。また、木の熱の伝導率は鉄やアルミと比較しても、数十倍~数百倍熱を通しにくい性質をもっているため、壁や床に触れた時も不快な冷たさを感じることなく年中快適に過ごしていただけます。

Q3ログハウスはどこでも建てられる?
A3

ランタサルミのログ材は防火認定を取得しており、市街地に多い準防火地域での建築が可能です。
別荘、山小屋、コテージなど自然に囲まれたエリアのイメージが強いログハウスですが、法規制が緩和され、実験による耐火認定を取得したことで、市街地でも多く建築できるようになっています。

Q4完成までどれくらいの期間がかかる?
A4

ご契約~お引渡しまでの期間は約8~10ヶ月ほどかかります。
(フィンランドからの部材の発注・加工・出荷が内4ヶ月)
完成までの流れ』に詳しく記載していますので、ご確認くださいませ。

Q5土地を探していますが、どんな土地が良いですか?
A5

理想の住まいを建てるためには、まずは土地探しが重要です。土地には様々な法規制がかかっており、駅からの距離、方角、広さ、金額などの諸条件も多くあります。お客様が建てたい理想プランの条件を加味しながら、土地探しをサポートさせていただきます。是非、お近くの販売店までご連絡ください。

Q6地震に強い?
A6

ログハウスは地震にとても強い建物です。理由は、太いログをたくさん使用した建物であることと、その構造にあります。通常の住宅の約3~5倍もの木材を使用したログハウスは、一般の住宅よりも重く、重心が低く保たれています。また、ログを水平に組み上げる丸太組構法は揺れが発生するとログとログがスライドし、その摩擦が横揺れを吸収してくれます。
さらに『ノッチ』『ダボ』『通しボルト』が揺れに対して安定性を保つ働きをしており、2007年には日本ログハウス協会にて実大振動実験が行われ、ログハウスが阪神淡路大震災と同等の揺れを与えてもほとんど損傷しませんでした。
新潟県中越地震や東日本大震災が発生した時も、建物本体が倒壊することはなく耐震性に優れていることが証明されています。
LOG seriesだけでなくFOCUS seriesやSEED seriesにおいても、フィンランド産のホワイトウッドを構造部材の標準とし、揺れた時に生じる木の収縮に強い木材を使用しています。

Q7燃えやすい?
A7

一見燃えやすくみえるログハウスですが、太い木が燃えるスピードは非常に遅く、10分間に1cm程度。木の表面の炭化膜が燃焼に必要な酸素の取り込みを妨げるため、ログハウスに用いられる太い丸太が燃えるのに非常に長い時間がかかります。木は鉄やアルミと比較しても熱による変形がほとんどなく、万が一火災にあってしまった場合でも建物が倒壊する前に逃げる時間を十分に作ってくれる安全な建物と言えます。

Q8自由設計って?
A8

お客様のお家づくりへの想いやニーズを具現化することが自由設計です。
ハウスメーカーとしては既成のサイズやプランの家を設計した方が効率がよく、少ない時間で大量に建築できます。しかし、実際はお客様によって家族構成も、趣味も、ライフスタイルも、人生観もそれぞれ異なり、決められた間取りの中から選ぶ方法では、本当にお客様の暮らしに寄り添った住まいは提供できないと考えています。

Q9メンテナンスは必要?
A9

どんな住宅でもメンテナンスは必要ですが、木は呼吸をしているため、ログハウスや仕上げ材が木の場合においてもメンテナンスは重要です。

【塗装】
建築完成後の外壁の再塗装は、初回は2~3年後、その後は5~10年を目安に行っていきます(日当たりや風塵が当たる箇所により変わります)。塗料は、木材の呼吸を妨げない木材専用の塗料を使用します。

【セトリング】
ログは木の収縮(乾燥と膨張)により年月と共に、少しずつ壁が下がって(セトリング)きます。柱など縦方向の木材の長さはほとんど変わりませんが、ログの壁が下がってくるためその高さを調節するためにスクリューボルトを設置しており、定期的に緩めて調節します。
また、ノッチ(ログが交差するところ)にもボルトを設置しており、壁の沈み込みに合わせて、定期的に締める作業を行います。セトリングによる沈み込みは約3年程で落ち着きます。

【建具の調整】
ログハウスの場合、日当たりや方角によってセトリングする大きさが違うため、建具廻りの金具の調整が必要なことがあります。気になることがありましたら、ご連絡ください。

Q10健康に良い?
A10

ダニはぜん息、アトピー性皮膚炎などアレル物質として非常に危険な存在で、住まいにおけるアレルギー症状を引き起こす1番の原因とも言っても過言ではありません。また、『湿度60%以上・温度25~28度・酸素・カビ・ダニの死骸・食べかす』などを好み、ハウスダストの主な要因である『ダニの死骸や糞、卵』などもアレルギーを起こす原因であります。
そんなダニの発生を抑える住まいづくりのポイントは湿度を抑え、結露を防ぎ、カビの発生とダニを増やさない高気密・高断熱の住まい。ダニの生育条件をなくすことがポイントです。ランタサルミでは結露が発生しやすいサッシについて断熱性が非常に高い木製フレームのトリプルガラスを標準仕様にするとともに、壁や床、天井についても木の特性である調湿性を利用し、ダニが生育できない湿度(約40~60%)に保たせるためにログやログ材などでの仕上げを標準仕様にしています。気密性は全シリーズにおいて1㎠/㎡以下を目標にし、外気の影響を受けにくい室内環境を整えることでダニが生育しにくく、人の体に健康な住まいを実現します。

また、シックハウス症候群はホルムアルデヒドなどの有害物質が室内で揮発し、その環境下で過ごすことで発症すると言われております。
有害化学物質による健康障害を予防するためには、有害化学物質の発生源をできる限り減らし、適度な換気をすることが重要です。現在では建築基準法の改正により、室内の空気に悪影響を与える化学物質を抑えるために、ホルムアルデヒドの空気中への放散量に関する等級は4段階で区分されており、ランタサルミでは、その中でもホルムアルデヒド放散量の最も少ないと認められる「F☆☆☆☆」を使用しています。