ランタサルミについて
北欧の美学。
人生を描く木の家。
それは、自然の温もりの中に息づく、
限りない叡智であり、
シンプルさの中に漂う、
研ぎ澄まされた感性であり、
住まう人の想いを既成の概念に閉じ込めない、
遥かなる自由の地平。
美学のある暮らしにふさわしい、木の家。
あなたに本当にふさわしい住まい、
その答えがここにあります。
DESIGN
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ランタサルミの原点
本当の意味での「自由設計」とは、どうあるべきか。それを追求し、最も理想的な形で実現するのがランタサルミです。
日本のハウスメーカーでは、事前に決められたモデルプランの中から家づくりを進めていくケースが大半です。お客様によって家族構成も趣味も人生観も異なるはずなのに、決められた間取りの中からしか選ぶことができない状況を変えるべく、“真の自由設計”を追求し続ける中で私たち株式会社ゲストハウスが出会ったのが、フィンランドのログハウスブランド「ランタサルミ」でした。
フィンランド南東部、森と湖に囲まれた美しい町名を冠するこのブランドは、機械を使って木を製材・加工するマシンカットの技術を世界に先駆けて開発したことで知られていました。ゲストハウスはその優れた自由設計の思想や、システム、品質に着目し、2004年、この高品質なログハウスを日本で広く展開すべく、自社が主体となって同じ想いを持つ会社を販売店としてネットワークし、新たなログハウスブランドとして「ランタサルミ」を展開。ログや建具などの部材開発、個別設計までを直接の管理下に置き、日本独自のオリジナル・ログハウスブランドとして再生。世界トップクラスの先進的な森林管理システムで供給される高品質なフィンランドパイン材を使い、お客様の思い通りに自由設計ができる高度なオーダーメイドシステムを完成させました。
その根底にある、「お客様の人生に寄り添った住まいを提供したい」という想い。それこそが、ランタサルミの家づくりにおいて最もプリミティブな原動力です。
ランタサルミに住まう
国土の70%以上を森林が占める世界有数の森林大国フィンランド。豊かな自然に囲まれたこの国には、自然と共存するフィンランドの人々の叡智が息づいています。
長く厳しい冬を過ごすフィンランドの人々は、一年の大半を家の中で過ごすため、家を心地よく快適な空間にするために様々な工夫を重ねてきました。木の家ログハウスで自然の風合いを感じながら、ゆっくりと人生を重ねていく。金銭的な価値では計れない、ある意味で究極に贅沢なこの暮らしは、快適な住まいを追求した先人たちの叡智から生まれました。
ランタサルミは、シンプルで知性に満ちたフィンランドの家づくりにおけるこの美学を結集し、日本の気候風土や住環境、文化に即した形で昇華。現地のメーカーに任せっきりの一括発注ではなく、例えばエストニアの提携工場で自由設計に合わせたオリジナルの窓や階段を発注するなど、本場フィンランドから厳選した部材を直接仕入れでパッケージすることで、日本のライフスタイルに合うデザインのログハウスや北欧スタイルの木の家を提案しています。
自然災害が多く温暖湿潤な日本には、その過酷な条件に備えた住宅が必要不可欠。調湿性、調温性、α波やフィトンチッドなどの癒し効果、ホルムアルデヒドと無縁な健康性、さらには耐震性、耐火性、耐久性といったログハウスの構造ならではの、木のポテンシャルを最大限に活かしたランタサルミは、そんな四季折々の日本の気候風土における最適な住まいの理想形であり、木の魅力を余すことなく享受する豊かな暮らしを実現します。
ランタサルミのこだわり
お客様の想いやライフスタイルに寄り添う自由設計が特長のランタサルミ。理想の住まいを実現するために、一切妥協はしません。
家族構成や趣味、ライフスタイルなどをお客様とじっくり話し合い、法規制や資金計画などもトータルでコンサルティング。さらに、ディティールを直接確かめながら打ち合わせができるモデルハウスや、豊富なバリエーションがあるデザインライブラリーなど、お客様が自由にプランを考えられる環境を整備。「こんな風に暮らしたい」というこだわりやイメージを、既成のサイズ感で閉じ込めることなく、時にはお客様自身も気づかれていない潜在的なニーズや暮らし方の提案なども盛り込みながら、ベストな形で具現化させることを心がけています。
ランタサルミでは、厳選された良質なフィンランド産のパイン材を、現地で原木の選別から加工、出荷まで厳しい基準で管理しているのはもちろんですが、常にお客様の要望や理想にベストな形で具現化できるよう、部材開発や個別設計も自社の完全管理下に置き、一棟ずつの設計に合わせたログ材加工や、好みで部材選択できる独自のオーダーシステムも構築しています。加工工程では、ログ材の専用加工ラインを独自で創設することにより、オーダーを受けてから設計図に合わせて必要なだけの加工を行うことで無駄がなくクオリティの高い加工ができます。
お客様の希望や好みに合わせてカスタマイズできる自由度の高さや、それを支える徹底した品質管理システム。それこそが、自由設計を追求し続けるランタサルミの魅力であり、誇りなのです。
進化するランタサルミ
フィンランドで誕生し、日本で進化してきたランタサルミ。新たなステージに向けて、さらなるチャレンジを続けています。
まず「省エネルギー性能」というテーマを掲げて開発したのが、北欧デザインの住宅モデル「SEED series」です。近年の日本の住宅における省エネルギー政策の急速な進展に伴い、省エネルギー性能のさらなる強化にも注力。断熱性に優れた高性能な複層ガラス※の採用や、地中熱を利用した熱交換型の換気システムで室内の熱損失を最小限に抑えるなど、省エネルギー住宅に不可欠な高断熱・高気密性能を追求しました。もともとランタサルミは自然環境に配慮した住宅でしたが、自然素材と先進の省エネルギー仕様を融合することで、サステナブルな未来型住宅へとさらなる進化を遂げました。
次に「より自由度の高いデザイン」をテーマに開発したのが、大空間を実現した「FOCUS series」です。複数の企業体や工業大学と共同して木造ラーメン大断面構造システムを開発。これによって、巨大な開口部や窓を設けたダイナミックで自由度の高いデザインを可能にしました。
ランタサルミが目指すのは、常に「驚きと喜びがある家」です。省エネルギー性能を強化した未来型住宅や、大断面構造システムによる自由度の高いデザインの実現など、常識や既成概念を超えて、次世代木造注文住宅の新たな形を目指して進化を続けます。
※全シリーズ共通：ツインLow-Eトリプル木製サッシ